保険の加入目的

自動車保険について

会社や個人事業主のみならず、自動車を保有されている方なら皆さんご加入している
自動車に関する保険、いわゆる「自動車保険」について解説します。

 

1.自動車保険の意義

いわずもがな、「自動車に乗る」上でのリスク対策です。
大きく、スピードの出る鉄のかたまりを、いろんな車や人がいる交通網の中で走らせるわけですから、事業で自動車を保有・使用するなら加入すべき保険になりますが、本記事では、保険内容や契約に必要な情報、注意点、契約の流れなどを解説します。

2.自動車保険とは

自動車保険は、いろんな補償で構成されており、主に3つの保険がメインになっています。
運転手や同乗者の「人」の補償(人身傷害など)
事故相手への「賠償(弁償)」の補償(対人・対物賠償など)
自分の車の損壊の「物」の補償(車両保険など)
と、傷害保険・賠償責任保険・火災(物)保険が全てセットされているような保険です。

自動車を保有したら、義務として加入する自賠責保険は、「相手への対人事故」の一部分ですので、任意保険は必須の補償となってきます。
それでも、登録車両の1割程度が未加入になっており、いわゆる「無保険車」という点も理解しておく必要があります。

どういうことか?と言いますと、被害事故や過失割合の低い事故(相手が悪い割合が高い)事故でも、こちらのケガや自動車の補償が、相手が無保険の場合に、資力(支払う能力)がないと支払ってもらえないケースも出てきてしまうという事です。
「お金のないところからは、もらう事できない。」という状況があることは、納得できることではないですが知っておいてください。

自動車保険の保険料も支払わず、自動車に乗っている人は、資力がない方が多い傾向があります。
ですから、「対人・対物無制限」「人身傷害無制限」「車両保険(自分の車を修理したり、盗難の補償)」は入っておくべきです。

事業の中では、経営状況も踏まえてどこかで「費用を削減したい」という時もあり、保険の中身もそういった対象として精査するタイミングもあるかと思います。
その場合、自分の自動車(車両保険部分)は最初に考えてもいい項目だと感じます。
相手への補償(対人・対物)、人身傷害(人の補償)は、無制限から動かなさいことが望ましいです。

3.交渉(事故に関する)について

基本的に、事故やトラブルなどの相手との交渉は弁護士の業務ですが、この自動車保険は、保険会社が相手の方と交渉できる数少ない保険の1つです。(個人賠償などもその1つです。)

事故では、弁護士の皆さんも使用する「赤本・青本」というものがあり、過去の裁判事例や損害額の認定の見本として使用されています。
事故が起きた際には、こういった過去の事例から概ねの見解は出ており、その上でスピード・ドライブレコーダーなどの証拠を元にして、交渉していく形になります。

余談になりますが、保険会社によっては、相手がケガ(対人)もあり、物損(対物)もあるケースの際に、2つで担当者が分かれる保険会社があります。
正直、お客様側に立っても、私たち代理店側にしても、この担当者が分かれる仕組みには、なんとかならないものかと感じてしまいます。
似たような書類を2つ出したり、同じ話を2度したり・・・ここは早急に改善して欲しいものです。

4.保険料の決定方法

主に、以下の項目で保険料が決定します。

  • 車体に関する情報(使用用途・形状・年式など)
  • 補償の内容(補償条件や年齢条件など)
  • 前契約がある場合、等級・事故有係数・事故状況など

※10台以上のフリートは全体の割引率・損害率が重要です。

過去に契約があった際に、中断証明書(10年間有効)なども保険料の算出に提出を行ったりします。
法人は割とシンプルですが、個人は細分化しており、それなりの量のヒアリング項目・確認事項があります。

5.契約について

上記の情報に加え、使用状況に応じてヒアリングを行い、どういった「価値観」を重視するかなどを含め、お見積書を出します。
特に複数台お持ちの場合には、目的を持って行っているケースは別として、基本的には満期日がバラバラになっているよりは、まとめた方が保険料が複数台の割引が適用されて、安くなるケースが多いです。

まとめ

「自動車に乗る。」
飲酒運転や無免許運転は論外ですが、人が運転するからには、見落としやミスは絶対にあり得るわけです。

「弁護士」という資格は、この交通事故の程度によっては、資格が剥奪(取り上げ)されてるので、お金を稼いでいるように見受けられる弁護士でも自動車に乗らないのは、そういった理由があります。

デコルマン(剥皮創)という外傷をご存知でしょうか?
タイヤなどに巻き込まれて、皮膚がずれてしまう外傷ですが、本当に人の人生を変えてしまいます
スピードの出る鉄のかたまりを走らせていることの責任を持って、保険に加入することはもちろん、ご安全に運転してください。

WAONT INC.

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